魔女の断章

「次のテスト、自信の程はどうだい？」
魔法実験室への移動途中、親友の彼が私の隣に来た。
その髪は相変わらず元気よく、ツンツンと外を向いている。

「あら、あなたがそれを聞くの？
＊＊この前のテスト、私に負けたくせに」
「次で挽回するさ」
「せいぜい頑張って。また返り討ちにしてあげるわ」
こんな軽口を叩き合うのも、いったい何度目だろうか。

―― 魔法使いの素養を持つ子供たちを集めた『学舎」。
そこの生徒である私と彼は、学期ごとに成績を競い合っていた。

予習復習を欠かさない私はともかく、
遊んでばかりの彼まで学年トップなのは、ちょっと癪だ。

戦績は今のところ五勝五敗。
今学期の成績発表まであと少し、
できればここらで大きく引き離しておきたい。

好都合なことに、次のテストは私の得意な教科。
つまり、ここ一番の勝負時だ。

実験室に着くと、
すでにクラスメイトたちが実技試験の用意をしていた。

内容は、物質を別のものに変化させる変換魔法。
魔力の強さだけではなく、繊細な調整技術も必要とされる。
他の生徒が鉱物や植物を出している中、
私は変換の難しい蛙を準備していた。

これが成功すれば、きっと彼に勝てるはず……

さっそく机の上に蛙を固定して、魔法の詠唱を始める。
杖の先から光が溢れ出し、蛙の体を包んだ。
変換先の姿 ―― 今回は鼠 ―― を強く思い浮かべながら、
多すぎず、少なすぎない量の魔力を注いでいく。

「……！」

ところが、途中から私の意志に反し、
魔力の量が急激に増加し始めた。
ぶるぶると震える杖。力が暴走していく。

「杖を放しなさい！」
異変に気づいた先生が私の元へ駆け寄ってきた。
戸惑う私に、先生は「いいから！」と叫んだ。

杖を握っているのも限界になり、私は思い切って手を放す。
教室中に生徒たちの悲鳴が響いた。

私の手を離れた杖は、
空中でくるくると回転しながら、蛙に魔力を注ぎ続ける。

「げぇ、なんだあれ」
過剰な魔力を受け、蛙は大きなスイカのように膨らんだ。
それはやがて私の身長と同じくらいまで大きくなり……

「うわ、やばい！」
ひどく醜い音を立てて……爆発する。

あたりには飛び散った肉が張り付いていた。

これが、３日前までに起きた話。

実技試験は散々な結果に終わった。
成績勝負も間違いなく負けだ。
だが、今となってはそんな事どうでもいい。

「なんで……魔法が使えないの……」
あの授業以来、私の魔力は不安定なままだ。
そのせいで、以前のように魔法を使うことができないでいた。

うなだれて自分の部屋へと帰る途中、
階段の裏にいる生徒たちの声が聞こえてくる。

「聞いた？　蛙大爆発事件。
実験室の掃除、大変だったらしいよ。もうぐっちゃぐちゃで」
「あれやらかしちゃったの、 ―― なんでしょ？」
自分の名前が聞こえた気がして、思わず身を隠した。

「ねえ、もしかして例の
『魔法が使えなくなる前兆』なんじゃない？」
「ああ、先輩が言ってた……」
その言葉を聞いて、ふと思い出す。
随分と前に聞いたくだらない噂。

―１０歳を迎えた魔法使いは、最も魔力が揺らぎやすい。
もし力が不安定なまま満月の夜を迎えると、
二度と魔法が使えなくなってしまう……

初めて聞いたときは一笑に付した。
でも、今は笑うような気分になれない。

「どうしよう……」
私はこの前１０歳になったばかり。

そして、次の満月の夜まで、
あと一週間しかないのだ……

満月の夜まであと5日……

もし本当に魔力がなくなったらと、考えるだけで恐ろしい。
教室でふさいでいた私に、いつものように親友の彼が絡んでくる。
「なんか元気ないね。僕に負けたのがよっぽど悔しかった？」

いつもなら軽く聞き流せる軽口。
しかし私は何も言わず、その場から立ち去った。

きっと彼に相談しても、笑われるだけだ……

私は解決策を探すため、一人で学舎の図書室へと向かう。
あそこになら、何か手がかりがあるはずだ。

図書室の空気は独特だ……

本棚は天井につくほど背が高く、
どの棚も好き勝手な方向を向いているせいで、
中はまるで迷路のようになっている。
そこへ足を踏み入れ、参考になりそうな本を探す。

これも違う、あれも違う。

本探しに夢中になるあまり、
私は図書館の奥へと迷い込んでしまった。
もはや自分がどの方向から来たのかすらわからない。

「どうしよう……」
思わず後ずさると、本棚に背中がぶつかる。

その瞬間……棚は回転扉のようにくるりと回った。
「きゃっ！」

ふわりと体が浮かぶ感覚。
ぎゅっと閉じた瞼を、ゆっくり開く。
すると、本棚からこぼれた魔導書が、
何冊も宙に浮かんでいるのが見えた。

おそるおそる、周囲を見渡す。
そこは上も下も果てが見えないほどに本棚が続く、
無限の回廊だった。

不思議な空間を、私はゆっくりと落ちていく。
底があるかも分からないままに。

驚く私に、誰かが声をかける。
『汝の名を……名乗るがいい』
辺りに響き渡る、威厳のある声。

声の主を探したが、
それらしい人物は見つからない。

「貴方こそ、誰よ」
怯んだのを気取られたくなくて、
強い声を出してみたが、語尾が震えてしまった。

『我は図書室の主』
そんなのがいるなんて初耳だ。

『汝は我が領域を侵した。代償として我が問いに答えよ。
＊しかしながら、我を満足させたならば、汝の望む物を与えよう』

高位の魔法使いの問いには、気を付けなければ。
授業でそう教わったのを思い出す。
問いそのものに魔力がこもっており、
嘘をつくとペナルティを課せられることもあると聞く。

危険だ。
できることなら、乗らない方がいい。
でも……

「いいわ」

必要な本に辿り着くためにと、私は問いへ挑むことにした。
すると、再び声が聞こえてくる。

『一つ目の問い。汝の最も恐ろしいものは何か』

私は少し考え、答える。
「恐ろしいもの？　そんなもの……あ、そうね。
＊＊先生に失望されるのは怖いわ」

私の答えに満足したのかしないのか、
図書室の主は『二つ目の問い』と続けた。

『汝の最も信頼するものは何か』

「……力よ。私の持つ力」
そうだ。それを守るために図書室へ来たんだ。
そして――

『最後の問い」

私の喉がごくりと鳴る。

『汝の最も大切なものは何か』

「大切なもの、それは……」

『魔法の力』と答えようとして、何故か『家族』と答えていた。
しまった。大事な問いなのに……

体が今までとは逆方向に舞い上がっていくのを感じる。
ペナルティを受けるのだろうか……私はきゅっと身をすくめた。
図書館の主は、ゆっくりと告げる。

『最後の問いで命拾いしたな』

気が付くと、私は図書室の入り口近くに戻っていた。

目の前には、見覚えのない本が転がっている。
開かれたページには、魔力増強薬の作り方が書かれていた。
まるで夢から醒めたような気分だ。

私は不思議な気持ちで図書室の奥の方を眺めた。
しかしそこに広がっていたのは、
いつも通りの静かな空間だった。

満月の夜まであと2日……

図書室で魔導書を手に入れて以来、
私は魔力増強剤の素材集めに奔走していた。

日に日に魔力が衰えていくのが感じられ、焦りを覚える。
……何としても、満月の夜までに、全ての素材を集めなくては。

その日向かったのは、魔力に満ちた暗い森。
濃霧の中を進み、必要な薬草を手に入れる。

鞄の奥にそれをしまい、後は帰るだけという時。
ふと、蝶が飛んでいることに気が付く。

「この蝶、どこかで……」
灰色の羽の表面がぼんやり光っている。
蝶は１羽、２羽と徐々に増えて行き、
ついには視界を埋め尽くすほどになった。

邪魔に思い、手で追い払う。すると――
「痛いわね！」
突然聞こえた声に驚く。

「ねえこの子、誰が喋ってるのかわかってないみたい」
「どんくさそうだものね」
さざ波のように広がる笑い声を聞いて、
ようやく蝶たちが話しているのだと気が付く。

「あんたたち……」
思い出した。一度、教科書で見たことがある。
人間の暗い心を糧とする、美しいが残酷な蝶。
鱗粉を吸い込んだものを惑わせ、幻聴を聞かせる。

「ちょっと、ここはアンタみたいな
＊半端者の来ていいところじゃないのよ」
「傷ついちゃった？　でも本当のことだものね。
＊役立たずの見習い魔法使いさん」

わざとらしく悪口を言ったあと、
蝶たちは一か所に集まっていく。

そして、まるで一つの生き物のように塊になり……
出来上がったのはまるで人間 ―― それも、私が知っている人。

「貴女にはがっかりしました。
＊魔力のない魔法使いに、価値などありません」
錬金術の先生だ。声も、話し方も、本物そっくり。

蝶でできた偽物だと分かっていても、
先生が実際に目の前にいるような気分になる。

蝶はクラスメイトや、近くの街の住人に姿を変え、
冷たい言葉を浴びせかけてきた。

そして――

「なんだよ、情けない顔して」
親友の彼が姿を現す。

「や、やめて……」
「本当はずっと目障りだったんだよ。
＊何かと僕に対抗してきてさ」
いつもの親友の声で、ひどい言葉を口にする。
「でも君は成績がいいから、
＊仕方なく親友ごっこに付き合ってあげてたんだ」

涙がこぼれそうだった。
彼はこんなこと、絶対に言わない。

でももし、言わないだけで考えているのだとしたら……
胸の奥から暗い感情が湧き上がってくる。

「でも、魔力のなくなった君に用はない。ばいばい」
「まって……」
縋りつきそうになる寸前で、踏みとどまる。

これは本物じゃない。
親友の姿を借りて、私の心を食べようとしているだけだ。
それに、仮に彼が本当にそう思っていたとしても……

「負けないんだから……！」
持っていた杖を握り直し、炎の呪文を唱える。
ところが――

「！！」

杖の先で瞬いた火は、マッチー本分にも満たなかった。
こんなにも魔力が弱くなっているなんて……

親友の彼は愕然とする私をせせら笑う。
それからゆっくりと姿を崩し、
また元の蝶の姿に戻っていった。

―― 君の居場所はもうどこにもないね。
後には、そんな言葉を残して……

今日は私が１０歳になって、初めて満月が昇る夜。
早く魔力を取り戻さないと、永遠に力を失ってしまう。

窓から差し込む真っ赤な夕日。
それを頼りに埃っぽい廊下を走りながら、私は逃げていた。

ごごご……と、岩が擦れるような音が聞こえる。
振り向けば、天井に届きそうなほど巨大な石像が、
こちらに迫ってきていた。

―― 町はずれの廃墟に住むゴーレム。
夜が来る前にその心臓を手に入れる。
それが本に書かれていた魔力増強薬を作る為の方法……

逃げ出したくなる気持ちを必死で抑えながら、
私はローブの中に手を入れた。

「覚悟なさい！」
この日のために作ってきた魔力珠。
それをゴーレムにぶつける。

光が爆ぜ、屋敷の中に轟音が鳴り響いた。
「そんな……」
煙の向こうのその体は、まったくの無傷だった。
手持ちの珠をすべて投げるが、もはや足止めすらできない。

徐々に壁際へと追い詰められていく。
脚ががくがくと震えた。

無機質なゴーレムの目が、私を見降ろす。
石でできた巨大な手が目の前に迫ってくる。
その時――

「早く、こっちへ！」
それは私のよく知っている声だった。
雷がゴーレムの手を弾く。

「嘘……」
そこにいたのは、親友の少年だった。
怯んだゴーレムの脇をすり抜け、彼のもとへと走っていく。
その間、親友の少年は私を守るようゴーレムに追撃を重ねた。

「くそっ、全然効いてない……！
しかし、どれも足止め程度にしかならなかったようだ。
このままでは二人そろってやられてしまう。
あなただけでも逃げて。そう言おうとした時。

「僕と一緒に杖を掲げて」
低い声で彼が言う。

「合体魔法を撃つ。授業で習ったろ」
「できないよ。私、もう魔法が使えないの……！」
これ以上は隠しておけない。
真実を知れば、彼は失望するだろう。
私に背中を向け、ここから去っていくかもしれない。
しかし――

「大丈夫！　君はすごい魔法使いだよ」
返ってきたのは力強い言葉と、まっすぐな視線。

「あとは君が自分を信じるだけだ」
「来るよ！」という彼の叫びに背を押されるように、
杖を構えた手にぎゅっと力を込める。

直後、杖から光が溢れ出し大きな渦へと変わる。

激しい風圧。
力を入れてないと体が飛ばされそうだ。
私はまぶしい光の中で、
全身に魔力が満ちていく充足感を思い出していた。

「すごい……！」

私と彼の魔法。
二人の魔力が混ざり、嵐のような力が吹き荒れる。
廃墟の屋根が吹き飛び、壁に穴が開き……
ようやく風が収まったころ、
床にはただの岩の塊になったゴーレムが倒れていた。

「どうして……ここがわかったの？」
服についた埃を払いながら、私は尋ねる。

「君のノートを見させてもらった。
＊最近、様子が変だったから」
魔力増強剤の素材について書いたノートのことだろう。
そこに屋敷の位置をメモしていたのを思い出す。

「あのさ、先生が言ってたよ。１０歳の魔法使いは、
＊もともと魔力が不安定になりやすいって」
「え……？」
「魔力がなくなるって噂は、
＊そのせいで生まれたただの迷信」
合体魔法を放った時、確かに私の魔力は元に戻っていた。

「……知ってたの？　私が悩んでるって」
「ああ」

すごく心配した。
と優しい声で言われ、不覚にも泣きそうになる。

魔力がなくなれば、彼は私を見捨てる。
一瞬でもそう思った自分が恥ずかしい。
私が想像するより、ずっと大切に思ってくれていたのだ。

「あの……ありがと」
顔を見られたくなくて、帽子を目深に被り直す。

すると彼は快活に笑った。
「いいよ。君は僕の家族みたいなもんだしね」

家族……
嬉しいのに、少し複雑な気分になったのは何故だろう。

「さあ、帰ろうか」
「うん」

煌々と輝く、満月の下を二人で進んでいく。
私はこの時間が少しでも長く続くよう、
わざとゆっくりと歩くのだった。

この子はとっても頑張り屋さんな女の子なんだ。
魔法使いになるための学舎で育てられてね、
生徒達の中でも、成績はトップクラス！
お友達からも頼りにされていたみたいだよ。

ちょっと負けず嫌いで頑固な性格だから、
たまに上手くいかない時もあるようだけど。
芯の部分は優しい子だから、好感が持てるね。

お祭りの準備を親友と一緒にしたり、
友達の誕生日にクッキーを贈ったり、
時々先生に内緒で学舎を抜け出したり、
いつしか友達が特別な人に変わったり……

学生時代の青春……僕も憧れちゃうな。
でも、どうしてだろう。
こういうひたむきで一生懸命ないい子ほど、
悲しい目に遇ってしまう運命なのかな……？

あのさ。
昨日、あなたに伝説の魔法使いの杖は似合わないって言ったの、
あれ意地悪で言ったわけじゃないよ。
あなた、あのまますぐどっか行っちゃったから言えなかったけど、もっと似合う杖があるよって教えてあげるつもりだったんだから！

でもさ、あなたもちょっぴりひどいと思う。
さいごまで話聞いてくれないし、すぐ泣くし、私のこと意地悪言うような子だって思ってるなら、どうしてって聞きたいよ。
けっこう長くいっしょにいて、仲良くなれたって思ってたのに。

だけど、やっぱ私の言い方も良くなかったのかもって思うし、
もしあなたが嫌じゃなかったらなんだけど……

明日の害獣退治の班、いっしょになってあげても、いいよ。

隣国との戦争で人が足りないらしく、招集の知らせが来た。
こんな時、本当に心細い……
夫と死別して三年。黒魔術を使う家系だと誇られ、
私たち母子に頼れる身寄りはない。
私がいなくなったら、きっと、体の弱いあの子は生きられない。

……でも、招集は絶対だ。
学舎に背いて生きていくことも不可能だという。
私にできるのは、戦争から無事に帰ってきて、
元の生活を取り戻す事だけ。

そうよ、戦争なんかに負けていられないわ。
あの子が寂しくないよう、ぬいぐるみに魔法を掛けていこう。
誰も入って来られないように、岩のゴーレムで屋敷を護ろう。

ねえ、あなた。
あなたの元へいくのは、もう少し待っていてね。

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誓いの小道が近くなるにつれ、ふたりは無口になっていく。『心臓の音がうるさい……カイルが何か喋ってくれたらいいのに』ドロテアは、すっかり背が高くなった幼馴染の顔を盗み見た。
やんちゃでデリカシーのない、あの頃の少年と同一人物だとは、
とても思えない。
代わりにそこには、ある種の頑固さと優しさを持った、
魅力的な青年の横顔があるのだった。『私、今からこの人と契約の約束をするのだわ……！』

急に今気が付いたように、ドロテアは髪が逆立つような不思議な気持ちになった。でも、何故かそれが嫌じゃないとも思った。
満開の花が、ドロテアたちを歓迎している。
そこにはふたり以外に、誰もいなかった。

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気付けば封筒を持つ手が震えていた。
現実感がない。だが、その馬鹿みたいに物々しい文様で彩られた
ソレ ―― 学舎からの招集命令書が、戦争がもはや遠い世界の出来事ではない事を、ドロテアに嫌というほど自覚させている。ドロテアはすぐに産まれたばかりのルー坊やの事を想った。
そして、病弱な彼女の夫の事を考える……
戦地はここから遠い。
まして、強い魔力を持つドロテアは前線に立たされるだろう。
再び戻って来られる保証すらない。泣き出しそうな彼女はしかし、招集命令書に自分のサインを書いて空に送り返した。紙片はすぐに蝶の形となり飛んで行く。ドロテアは、以前戦争に負けて燃やされた街の事を覚えていた。
家族の住む街を護るために、できる事をやろうと心に決めたのだ。

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この度は、学舎の生徒達を対象とした児童向けの書籍を
こども達に広く親しまれるあなたの文章で執筆して
いただきたく、お願いの手紙を認めております。

我々の理想とする魔法使いとは、
成長意欲があり、立派に「契約」を果たし、
人々のためにその力をふるう覚悟のある人物です。

そんな人物が小さな子供から立派な魔法使いに成長する迄の物語を
あなたに書いていただきたい。

こども達に寄り添うような文体で、時に迷いや恐れを描きつつも、
果敢に運命に立ち向かう立派な姿に、読んだ者が自然と憧れを持つような内容を期待しております。

詳しいお話は後日、直接。
色よいお返事をお待ちしております。